マクロ使ってますか?

挨拶、散開位置決め、スイッチ/挑発、戦闘開始カウントなどなど、色んな使い方があるマクロ。操作を簡略化し、ラクにしてくれたり、手動では実現できない速度でエモート切り替えしてくれたりと便利な機能です。

マクロを組むのって、それだけでも結構楽しいですよね。ある意味FFXIIのガンビット組んでいる時と似た楽しさと言えるのかも。延々自動で戦闘し続けるガンビットを組んでモブハントしてました。

戦闘時のマクロは、敵を釣ったりスイッチしたりするタンクさんが使うケースが多いですよね。DPSやヒラは、他人に投げるバフや回復がかぶらないよう、スキル使用と同時にとチャットでお知らせするマクロを使うこともあります。パーティチャット欄を埋め尽くすLBマクロもよく見ます。また長いスキル回しを自動化してポチポチとモノを作るクラフトマクロ、スキルのエフェクトと着替えを同時に行う「変身」マクロ、操作や画面表示に関わるUIや設定変更、その気になれば挨拶してログアウトするマクロも組めます。

便利で楽しいマクロですが、当然ながら制限やデメリットも有り、なんでもマクロにすればいいというものではありませんし、うまく動いてくれない場合もあります。そんな完璧じゃないところがマクロの味でもあります。

/ac 破砕拳
/ac 正拳突き
/ac 連撃
/micon 破砕拳

モンクの背面攻撃のコンボをまとめたマクロ。モンクの攻撃には型があり、型によって撃てる技が変わります。唯一型がなくても撃てるのは連撃のみなので、最初に連撃が発動。連撃によって弐の型が付与され、正拳突きが使えるようになります、参の型が付与されるまで破砕拳は使えないので、一行目はエラーでスキップされ、正拳突きが発動。さらに正拳突きによって参の型が付与され、破砕拳が使えるようになる。これは背面用ですので、側面用のマクロと2つがあれば側面でポチ、背面でポチっと2つを押していくだけでコンボになる! と考えました。これ、最初考えたときは完璧だ! と思いました。

このジャンルのマクロを仮に「発動条件限定技まとめマクロ」と呼びます。以前、使って馴染めなかった、メヌエットとピッチパーフェクトを一つにするマクロと同じです。特定の条件下でしか使えないスキルやアビリティを一つにまとめておき。条件が揃ったときに、そのスキルのみが発動、意図しない動作はないはずでした。

マクロは先行入力が効かない上に若干のタイムラグがあるのか、連打していると行がスキップされることもしばしばあります。発動してほしい2行目が飛ばされて、3行目のスキルが発動してしまうということも多く、途中で連撃が出てコンボがリセットしてしまうため、このマクロはお蔵入り。連撃のように常に使用できるスキルが入っていたため、発動条件を限定しきれなかったためです。

数行同じスキルを並べることで擬似先行入力を実現する、的な情報を得て、最近試してみたのはこれ。

/ac 旅神のメヌエット
/ac 旅神のメヌエット
/ac 旅神のメヌエット

・✕数行

/ac 賢人のバラード
/ac 賢人のバラード
/ac 軍神のパイオン
/micon 旅神のメヌエット

一つのマクロでメヌエット、バラード、パイオンの順に歌うもの。メヌエットとバラード、2つの歌が狙い通りの順に歌えるかどうかがキモでした。詩はすべて効果時間30秒、リキャスト80秒なので、2つの詩を目一杯歌っても60秒、最初に歌った詩もリキャスト80秒なので発動できず、パイオンしか歌えない状態になります。20秒後、80秒のリキャストがあけたメヌエットのみが歌え、次はバラードのみと、いずれか1つしか発動できない状態になるため、うまく回れば発動条件限定状態となりが揃い、狙い通りに動くはず、と考えました。

実際にテスト運用してみると、やはり最初の2曲がうまく動作せず、なおかつレイドなどで敵がいない状態なった場合、詩のリキャストが想定に反して戻ってしまうという事態に。結局マクロじゃなくてもいいや、となりました。回っているときはわりと便利でしたけどね、XHBを専有するボタンを減らせるという意味で。ロールアクション10個使用可になるパッチ4.4への準備として実験してみたものです。

別の失敗例

/ac トランス
/crosshotbar change 2

/ac トランス
/crosshotbar change 1

クロスホットバーセット1にはファイアー系、2にはブリザド系をセット。同じ場所に上のマクロを置いておき、トランスとともにクロスホットバーが切り替わるもの。ラ系、ガ系と同じ位置に置いておいてわかりやすく…などと目論みました。

戦闘開始とともにセット1に戻る設定にしているせいか、ブリザド状態で戦闘を始めるとファイアに戻ってしまい、結局手動で戻すしかない、トランス介さないで手動でセットを切り替えるのもめんどくさいなど、いつも使っている設定と相性が悪かったためお蔵入り。

結果使っているのは、以下の単独XHB切り替えマクロです。

/crosshotbar change 2

/crosshotbar change 1

失敗例だけでも何なので、一つだけ成功例を。
「うっかり補助系」マクロです。

/ac リフルジェントアロー
/ac リフルジェントアロー
/ac リフルジェントアロー

・✕数行

/ac ストレートショット
/micon ストレートショット

パッと見「発動条件限定技まとめ」ですが、目的が違います。リフルジェントアローは単独でXHBセットしたものを使用します。これは、ストレートショットがプロックした時、リフルを撃つべきなのに誤ってストレートショットを撃ってしまうのを可能な限り防ぐためのもの。リフルジェントアローはストレートショットがプロックして初めて使えるスキルですが、同時にストレートショットも撃ててしまいます。ダメージは火力はリフルのほうが圧倒的に高いので、リフル撃ちたいのですが、プロックに反応してついストショを触ってしまうクセを補助するためのものです。

ストレートショットはヘヴィショット効果アップのバフを乗せるため、30秒に一発撃てばいい頻度が低いスキルです。先行入力不可による火力低下の影響も受けにくく、ミスによるリフル機会損失を防げるわけです。

これはうまく機能しています。間違ってクリティカルストショが撃たれたことは、ほとんどありません。とてもいいです。

こんな底知れない楽しみがあるマクロ。この先もまだまだ探求していきたいですね。

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