新生FFXIVのローンチからもうすぐ5年。あっという間の5年でした。この間に発売されたサントラは5枚。ただしCDではなくBDM、Blue-rayです。約80分のCDと違って、こちらはヘタすると6時間100曲オーバーと言うボリュームで、トータル393曲(STORMBLOODまで、未使用曲含む)あり、まだまだ増え続けて行くと思われます。

すでに2016年11月1日の時点で384曲あり、「ビデオゲームで最も多くのオリジナル・サウンドトラックを持つタイトル」としてギネス世界記録に認定されています。

その中からお気に入りの10曲を選べという無茶な企画「FINAL FANTASY XIV 光の戦士が選ぶ楽曲総選挙」先日締め切られました。Twitterなどを見ていると10曲では少なすぎるという悲鳴がそこらじゅうで聞こえました。
ズッカもやってみたのですが、まったく同感です。

どうしても「濃い経験」をした曲を選んでしまうので、戦闘曲ばかりになってしまいます。ホントはフィールド曲なんかも結構好きなんですが枠が足りなくて落選。この結果でベストアルバム作る予定みたいですが、もうあるものに限りなく近くなりそう。

ズッカが選んだのはこちら

堕天せし者
(A REALM REBORN: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
この曲を聴いた瞬間に、「このゲーム、新しくなったんだな」という気がしました。それまではやはりMMORPGのサントラ、FFXIと同じような世界観と溶け込むような、シーンを盛り上げてくれるような、内容に即した曲調だった気がするのですが、ガルーダさんは確かに盛り上がるのですが、曲が立っている、前面に来る気がした最初の曲でした。

白銀の凶鳥、飛翔せり
(Before the Fall: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
こちらはFFVIIを思い出すようなオペラっぽいヴォーカル入り。はじめて天地崩壊を体験したときのドキドキ感、ネールさんの圧倒的な強さ(というか「難しさ」? )から、ゲーム中は朗々とした男性ヴォーカルから、えも言われぬ緊張感を感じましたが、曲だけ聞くとまた違う印象。帝国万歳。イベリコ、お食べ。

Heavensward
(HEAVENSWARD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
最初の大型拡張だった「蒼天のイシュガルド」衝撃的な2.xの終焉からの流れもびっくりでしたが、見えているけど行けない国だったイシュガルドについに足を踏み入れる興奮に満ちていました。ダークファンタジーのような重厚さが明るく彩度の高い3国エリアとは一線を画していました。その代表格がこのOP。リューサンもかっこよかった。

彩られし山麓 〜高地ドラヴァニア:昼〜
(HEAVENSWARD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
バトル曲中心のラインアップに唯一食い込んだフィールド曲。この曲は足取りも使命感も重く、打ちひしがれている登場人物たちの旅の情景と壮大な風景にびったりの荘厳な曲。見上げればそこには霊峰。道程は長く、使命は重い。長く厳しい行程ですが、何故か厳しさの中に優しさを感じる、そんな曲です。

ローカス 〜機工城アレキサンダー:起動編〜
(HEAVENSWARD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
レイド「機工城アレキサンダー」のテーマ。もっとも好きな曲です。NHKのニュースのテーマソングにもなりました。バハのときは未知の試練を超えていく重厚なイメージでしたが、こちらは軽快でノリが良く、スチームパンクの世界観とゴブリンのコミカルさ、心地いいリズムが相まって、ずっと聴いていて疲れず、戦っていても楽しく、曲単体で聞いても良いという名曲ですね。

指数崩壊 〜機工城アレキサンダー:天動編〜
(THE FAR EDGE OF FATE: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
こちらもアレキ。先程のローカスのアレンジですが、こちらもノリがいい曲。零式は難易度高めでしたが、この曲のおかげで楽しく攻略できました。いや、苦しかったけどw 天動編の零式の野良は律動編に比べると難易度低め。2層に比べて3層はグッと難易度が上がりましたが、この曲のおかげもあって楽しく遊べました。(…難易度だけなら律動2層の方がヤバかった)

鬨の声
(STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
いわゆるIDボス曲。でも、この曲の真価はやっぱりアジムステップのクエストイベントバトルでしょうね。気持ちよかった。「紅蓮のレベレーター」はエキゾチックでオリエンタルな東洋的な雰囲気もあり、重苦しいアラミゴの雰囲気もあり、うまくミックスされていて、曲のバリエーションが幅広いですね。

月亮門 〜解放決戦 ドマ城〜
(STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
こちらもノリの良い曲。ジョブ紹介動画のBGMで使われていて、ワクワク感が止まらなかった経験のせいなのか、ドマ城でかかるこの曲も外すことのできない好きな一曲です。

妖星乱舞 第4楽章 〜次元の狭間オメガ:シグマ編〜
(STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
ネールさんもそうですが、濃い体験をした曲はおでんの出汁のように染み込んでますね。ですが、経験からくる心情だけではない魅力もしっかりと持っています。変則的でトリッキーなメロディとリズム、歪んだキーボードのような音色、弾け踊るベース。VIの雰囲気を残しつつ、ちゃんとXIVらしく、それていてフュージョンやジャズを聞いているようなノリの良い曲。実はVIをプレイしているはずなのに曲覚えてなかったんですよね…

狂える月夜 〜蛮神ツクヨミ討滅戦〜
(STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack)
ツクヨミはこのパートが一番好きですね。辛い過去の経験、思いでの積み重ねが走馬灯のように走り抜けるなか、最後に知った仄かな優しさ。そんな雰囲気の曲。途中で参戦してくるゴウセツがいい味出しています。トレーラーにも使われてましたね。ドマ上の「月亭門」もそうでしたが、意外とトレーラーに引っ張られてるのかもしれませんね。

他にもいっぱい好きな曲はあるのですが、10曲には収まりません。
約400曲の中の10曲、1曲選ぶために39曲切り捨ててるという…無理やで。
バハの曲とか、ID曲とか、いろいろ入れたかったなぁ…

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