パッチ公開後にしか味わえない醍醐味は、やはり初見プレイにあると行って過言ではないでしょう。それも未予習で行く、床ペロ不可避の所見未予習プレイです。
効率だけを考えたら、先人の歩んだ道をトレースするのが一番ですが、それはあとでいくらでもできること。わけのわからない死に方をして、意味不明のギミックを解明しながら、少しずつ進んでいくあの感覚は、最初の一回目、つまり初見でしか味わえません。
昨今、メインストーリー中のインスタンスダンジョン初見は、ストーリーへの没入感の関係でフェイスで行くようにしているので、純粋な初見のワクワク感を楽しめるコンテンツも多くはなくなりました。そんななか、多人数でワイワイ(キャーキャー)行ける24人レイドを初見で行かない手はありませんね。
クエストからして、殺しに来ている
まずは導入のコンテンツの開放クエスト。コメラ村では祭りの準備が整って、ドワーフ族のワクワク感も最高潮。ドワーフ族じゃなくったってつまみ食いしたくなりますよね。
事前クエストでは、族長に叱られて調査を中断し、この祭りの準備をすすめるアノッグとコノッグ姿を見ています。そしていよいよ準備が整ったのを見て、調査へと戻りました。そこから事態は大きく変化していきます。
まずは、前回機能停止に陥った状態のアンドロイド、2Pを修理するところから。慣れてしまっていたので忘れていたのですが、「複製サレタ工場廃墟」では、2Pがなぜ2Bで、色が黒ではなく白なのかぼんやりと疑問だったことを、クエストを進め、展開を見て思い出します。
ある程度は種明かしがありますが真相は見えないまま、いよいよコンテンツ開放。まだ知り得ぬ謎と問題を解決するため、レイドへと突入します。
このクエスト…。色んな意味で殺しに来ています。吉Pも言っていたけど、まさかあんなことになるとは。
初見未予習のパーティ募集に参加する
初見未予習は、自分以外も初見であることが重要です。もし初見でない人がいたとしても、攻略法を最初から知ってしまうと楽しさが半減します。ならば、初見の人だけで行くのがベターです。
パッチリリース翌日なので、幸いなことに初見募集はいくつか散見されました。そのひとつに飛び込みます。
いよいよ突入、そして戦闘へ
始まってすぐ感じるのは、前回「複製サレタ工場廃墟」同様、ニーアの世界感の再現度の高さ。正直驚きました。明らかにFFXIVなのですが、同時にニーアでもある。不思議な感覚に陥ります。
自分たちはCアラだったので、1ボスで右奥に移動しようとした矢先にスルッと外周から落ちて死亡。まず1ペロ、敵に落とされたわけではなく、普通に落ちました。そうだった、落ちるステージってPLLで言ってたっけ。最初は事故死でした。でもそれは、これから起こる惨劇(パーリィ!)のプロローグに過ぎませんでした。
あまり見たことないギミックの連続
とにかく、見たことのないギミックの連続。それも知っていないと回避することが厳しいタイプのギミックです。あまり見たことないタイプのギミックが次々と繰り出されてきます。しかも、「落ちるステージ」なので油断できません。アラ毎に全滅するような激しい戦い。なにこれ楽しい。
何度かやっていればギミックの回避方法は見えてくるので、絶望するようなレベルではありません。所見には厳しいですが、なかなかいい難易度ですね。
1ボスを超え、少しずつ進んでいきます。トレーラーにあった通路を抜けると、見たことある風景が眼前に広がります。そして、バトルステージへと進んでいきます。このボスのギミックでは、なかなか苦労(楽しみともいう)することになりました。
ボス戦以外も安心できない
ボス戦だけじゃなく、確実に初見を殺しにくるこの感覚は、どこか懐かしさすら感じます。ある意味フ○ム・ソフトウェア的ゲームをプレイしたときのあの感覚。もちろん一人ではないし、侵入者に殺されることはないので安心感に雲泥の差がありますが、なんでもない通路で殺されるあの感じを少しだけ味わえます。
ようやくラスボスにたどり着いた頃には残り30分程度になっていました。
なんとなく、ラスボスにしては柔らかいなーとおもっていたら、やはり予感的中。それだけではすみませんでした。ワーキャーしているうちに全滅。この時間ではおそらくクリアは難しいだろうと記念のスクリーンショットを撮影。あえなく時間切れで退出になりました。
次はクリアを目指します
クリアはまた別の機会に持ち越し。しかし、大いに初見プレイを楽しめました。きっと慣れてしまえばサクッと終わるんでしようね。ギミックをあれこれ意見を交わしながら進めていくのは楽しかった。大満足のクリア失敗でした。
次回はいよいよクリアを目指します。