この映画観たいなぁ、という記事です。

鳥と一緒に空を飛んでみたい。というより、鳥のように自由に空を飛んでみたい。幼い頃のその気持は、もはや羨望を通り越して嫉妬に近いものでした。文字通り夢にまで見たほどです。

子供の頃には、あまりいい記憶がありません。いわゆる暗黒時代と言うやつです。だから現実逃避という意味合いもあったと思いますが、とにかく自由に空を飛べる鳥に強いあこがれを持っていました。

いつのことかは忘れましたが、階段に止まっていた大きなカマキリが怖くて二階から降りられなくなったことがあります。あの緑色のカマが恐ろしく、どうにも足がすくんで進めません。数段降りては引き返し、なん往復もしました。行き詰まった末に「死ぬ気でやれば飛べるんじゃないか」などという根拠のない盲信に取り憑かれ、意を決して最上段からジャンプ。そこから記憶がありません。

両親が慌てて病院に連れていき、さんざん検査を受けたようです。結局カラダは無事でしたが、「何をどうしようが自分は飛べない」ということを知り、心に大きなキズを負いました。

結局空を飛ぶには何かしらの道具が必要で、飛ぶためには金銭的なコストも掛かります。視力や教養が必要な場合もあります。そのいずれも持ち合わせてきいません。

今、この場から羽ばたいて、あの木の上や屋根の上、遠くに見えるあの山まで、いっそこの場でか可能な限り高く飛びたい。飛べないと知ってからも、ずっとそう思わずにいられませんでした。

時間はながれ、空を飛ぶ以外の者にも興味を持ち、成人して、全く空とは無縁の仕事についていたころ、あるニュースが目に飛び込んできました。

気象学者であり鳥類愛好家のクリスチャン・ムレクが、絶滅危惧種の渡り鳥を救うため、独自開発した超軽量飛行機に乗って、鳥たちに渡りを教えるプロジェクトを開始し、ついに2000年に初めて成功したというニュースを見ました。

ほとんど手の届く距離を飛ぶ鳥の雁、横に並ぶの奥にまた別の雁。超軽量飛行機のパイロット目線からの映像に強い衝撃を受けました。こんなことが実際に起こるなんて。それは、子供の頃に夢見た景色に最も近い景色でした。鳥たちと一緒にイギリスからフランスへと一緒に飛んで渡りのルートを教えるです。

7月23日から公開される映画「グランド・ジャーニー」は、その事実を元にした映画。ほとんどCGを使わずに撮られているそうで、まさに「リアルな映像」で楽しめそうです。

『グランド・ジャーニー』2020年7月23日(木・祝)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

コロナの影響が強くなてきているので、なかなか映画館も行きづらいですが、愛知県も感染者数が2桁台に乗ってきたので、いつ観に行くか、悩ましいところです。

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