我が家では、ベッドルームでSONYのポータブル超短焦点プロジェクター LSPX-P1を使っています。コレは壁際に置くだけで、大画面が気軽に楽しめるスグレモノ。充電式で持ち歩けるモノなんですが、うちではほとんど置きっぱなしになっています。

いつもこれを使ってベッドに寝転びながら、PCやPlayStation4で動画コンテンツを観たり、カンタンなゲームをしたりしています。ゲームに関してはラグがあるので入力タイミングがシビアなものできませんが、解像度の問題でWQHD設定のPC版FFXIVではチャット欄がほぼ見えませんが、エキスパルレ行くぐらいは問題ありません。値落ちするまでギャザクラすることも可能です。

ポータブルで無線タイプ、気軽に楽しむタイプのプロジェクターで、音声の外部出力端子もありません。たとえばYouTubeを見る分には画質はそこそこ、特に不満はありませんが、音に関しては本体から鳴る薄っぺらい音は多少残念な感があります。

PCにつなぐ場合はBluetoothレシーバー経由でスピーカー(FOSTEX PM0.3H)に音を飛ばせるのでいいのですが、PS4の場合はBluetoothには対応しているものの、音声出力に非対応なので、仕方なくLSPX-P1本体の音声で我慢していました。

AVアンプなどを買うほどの気合はなかったので、なんとか気軽にBluetoothスピーカーにつなぐことはできないかと常々思っていたところに、気になる記事を見つけました。

PS4の音声をBluetoothで飛ばせるUSBサウンドデバイスがあるらしいと。あとから調べたら、オーディオトランスミッターというカテゴリーの商品で、以前からあるものだったんですね。知りませんでした。

この記事で紹介されていたのは、Creative社のBT-W3という商品で、6月18日発売。PS4にはUSBポートに刺すだけのカンタン設定だとか。お値段は税抜き3,980円(6/26現在)お安くはないですが、高くもない程よい価格。高音質・低遅延で、最大30mまでの無線通信をサポート。以前のモデルBT-W2は10mだったので、よりワイドになりました。

BT-W2も直販ストア限定特価で1,000円OFFとのことでしたが、我が家の環境を考えると無線通信の範囲がより広いBT-W3が安心、その他の商品との比較もせず、なおかつ持っているレシーバーの仕様も調べずに思わず脊髄反射でポチってしまいました。

それがおととい届いたので早速試してみることにしました。この商品、単体ではUSB-Cタイプで、このままではPS4に装着できませんが、専用のUSB-C-A変換アダプターがついています。それを装着してPS4のUSB端子に差し込むと青いランプが点灯。端のボタンを長押ししてペアリング終了、のハズです。

でも、なんとなくうまく言ってない感じ。PS4のコントローラーを動かしたときの音はLSPX-P1から鳴ります。設定でもあるのかと思っていろいろ触ってみたもののそれらしき設定を見つけられませんでした。MacのUSBポートに挿して、レシーバーにヘッドフォンをつけるとちゃんと音は聞こえる。しかし、PS4の音はLSPX-P1から鳴ります。結局原因がわからず、その日は断念。

翌日詳しく調べてみました。なんせ新商品なのでレビューもありませんでしたが、旧製品のBT-W2のレビューにはPS4の設定の「オーディオ機器」にて「ヘッドホンへの出力」を「すべての音声」に設定する必要があると書いてありました。早速やってみたものの、やはりLSPX-P1本体スピーカーから音がなる。うーむ。

もしかしたらとダメ元でゲームを起動してみたところ、見事Bluetoothレシーバーにつないだスピーカーから音がなりました。

とりあえずテストに成功。なぜかはわかりませんが、コーデックスがSBCから切り替えられないようでしたが、まあいいでしょう。あまり高品質・低遅延のコーデックではないものの、そこはハイレゾ対応スピーカー、さすがに格が違う。ヌルいながらもそれなりに鳴ってれます。

さらに言えば、遅延もあるはずなのに、映像も遅延が発生しているのか、オーケストラ演奏の動画をYouTubeで見る限り、手の動きと音はそこそこ一致しており、それほど違和感はありませんでした。これなら映画を見ても口が先に動いて声があとから聞こえるなんてことはなさそうです。

PS4の音もそこそこ高音質に聞けるようになったので、ますますベッド周りが快適になりそう。ブルーレイ再生も高音質で聞けるはず。鳥の戯れるどうかとか流すと、結構ヒーリング効果ありますね。

寝る前の楽しみがまたひとつ増えました。

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