唐突ですが、生きるためには働く必要があります。好きな職業を選んだとはいえ、なんでも好きなことをできるわけではないし、思い通りにいかないこともある。毎日いろんなことが起こります。

いつも思うのですが、なぜFFXIVの節目には仕事の山が重なるのだろう。決まってその日、ピンポイントで起こります。たとえば、大型パッチのアーリーアクセス日や、零式が開放されるパッチの開放日、その昔などはハウジングエリア開放初日など、大きな変化が起こるパッチの日、開放日は決まって何か仕事が積まれます。思えば、今回のエデン零式が開放されたパッチ5.05もそうでした。これは本気で有給休暇の使い方を考えたほうがいいのかしら。

昨日のリセット。いつものリセットのように見えて、ちょっとだけ特別なリセット日でした。ノーマルエデン開放7週目に当たる今週は、欠かさずノーマル4層クリアしていれば幻想武器が手に入る最速のタイミング。零式2層で石がゲットできなかった人も、零式に行っていない人も、この週に合わせて幻想が1000貯まるように調整するのはヒカセンの定石です。また、ただでさえ週制限がリセットされる火曜日はその週の「スタートダッシュ」の日。零式に行く人にとっても重要な日です。零式は火曜日に“消化”を済ませておかないと、のちのち苦労することが多いためです。

いつもFFXIVで行動をともにしているOmiさんは、リアルで同じ会社に努めています。同じチームに属し、ズッカが上司でOmiさんは部下。同じチームに属しているので仕事の進行具合は存じております。

まさに昨日、おみさんには急なタスクが積まれました。急に入れられ、納期もなく、発注者はちゃんと内容を把握していないのです。「知っている」ことと「把握している」ことは同じではありません。実際にどれくらいの人的・時間コストがかかるのか、作業者の目線で考えられる状態を把握しているというとズッカは思っています。この案件は完全に右から左への脳死スルー案件でした。

その案件の締切は、その日の16時。どう考えても間に合う仕事ではありませんでした。単純作業だけど手間がかかる雑用に近い内容。一点の作業に時間がかかるため、人を増やしても時間は短縮されません。というか、手分けできません。

こんな作業を思い描いてください。1mm間隔で碁盤の目に青い線が引かれている方眼紙。その青い線と白い領域の境界をマウスでクリックしながら囲んでいくような作業。100✕100mmの領域の「□」全てを囲むまでやると青い線だけが切り抜かれたような状態になりますよね、そんな作業です。実際は方眼紙のようなキレイな四角の連続ではなくカタチはバラバラでコピペもできず、非常にめんどくさい作業です。結局Omiさんは、納期を調整し、その日22時半までかかってその作業をこなしました。問題は、それは下準備に過ぎないこと。その段階を踏まないと、オーダーされている次の作業に入れません。つまり前準備にほぼ一日かかったわけです。

実は、その後の作業は30分もかからずに終わりました。正直この案件を発注した人は、その「前準備」がやりたくなかっただけでしょう。

Omiさんだけでなく、ズッカの方も別件が突っ込まれていました。その案件もひどい突っ込まれようだったのですが、それは別の機会に。

Omiさんは23時に作業を終え、確認用のメールを送信してようやく終了、帰路につきました。Omiさんは例の“方眼紙”の作業で手首が痛そうだったので、正直今日は零式に行かないだろうと思っていました。普段ならマクドナルドでハンバーガー買ってかえり、サクッと食事を済ませて零式申請するところですが、遅くなったから別に何でもいいなぁと思ったものの、なにか作るのもめんどくさい時間だし、コンビニでパスタを購入して帰宅。夜食べるコンビニパスタは悪魔的な味と香りですね。

FFXIVにインすると、いきなりOmiさんから「零式行きますよ」とパーティに誘われました。正直驚きました。あんなに手首痛そうだったのに大丈夫だろうか。1層のレイドファインダーの待ち時間は16分、その後24分になりました。これは時間かかるかもなぁと覚悟していたら急にシャキりました。思ったより早くてよかった。あまり時間がかかりすぎると、Omiさんの寝落ちが心配になってきます。

今回はいろいろあったものの3トライぐらいでクリア。タンクさんが何度も落ちていましたが、それ以外は特に問題もなく火力も十分でした。

そして魔境、2層へ。なんとこちらは即シャキ。いいバランスのパーティのように見受けられましたが、クワイタス21%で削りは結構ギリギリ。そして最初の連続剣で黒さんがペロリ。唯一パーティでエデングレース武器を持っていた人が落ちたので、これは火力不足でもう一回かなぁと思っていたのですが、なんとギリギリ削りきってしまいました。まさかの魔境2層の1発クリア。

正直ズッカは最後の薬を割りながら、「今日はもうもうやりたくないっ!」と念じながら削ってました。みんな装備が整ってきたのでしょうか、連続剣後の削りスピードは目を見張るものがありました。

今回1層も2層もロットは低空飛行で、断章のみの収穫、装備は強化できませんでした。一方Omiさんは2そうで足装備をゲット。なんと2個目の足装備だそうで羨ましい限り。

しかし、Omiさんにとって、足装備は副産物に過ぎなかったようです。

「あああああああ、すっきりしたー!! 今日のイライラとかモヤモヤが吹き飛びました!!」

ズッカは毎日のFFXIVプレイで日常を忘れることでストレスを発散しており、まさに毎日がストレスリセット日です。でも、それは自分だけで、他人もそうとは限らないと思っていたんですが、なんだ、Omiさんも同じだったんだなぁ。みんなも同じなのかなと思ったら、今日も普通に遊んだだけなのに、ちょっといいことに参加できたようで少し嬉しくなりました。

翌日、つまり今日。出社すると昨日Omiさんがやっていた作業の成果物が使われなくなったと報告を受けました。もともとあった他の素材を使うことになったと。ひどい話ですが、これもまたよくある話です。

「昨日の私の作業は何だったんだ! って感じですよ」と、Omiさんは笑いながらで愚痴をこぼしていました。

まぁ、今日も「リセット」するしかないよね。

零式クリア後に幻想弓はしっかりいただきました…じつは25幻想が足りてなかったのだ…

2 comments

  1. 実体験からRFでは23時以降に高火力PTに出会える説を唱えます!
    それまでの2層は時間切れまでもたどり着けないPTばかり・・・。
    クリアした時は連続剣で2回DPS2人死んで、ワイプ技の1個前のクワイタスで俺も転がりましたがクリア。
    残ったリューサンの火力すごかったのかしら・・・?
    あ、幻想は計算ミスで70足りなかったのでエキスパ行って弓取ってから零式いきました( ´_ゝ`)

    1. たしかによる遅いパーティのクリア率は高めな印象。

      以前行った午前4時のパーティは、テンションの高さが異常。

      リューサン、モンクさんの火力は完全にプレイスキル依存な幻想。

      武器交換に必要な幻想は、零式でためるスタイル。

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