Twitterで自分をつくりあげたゲーム4選というのが盛り上がりました。
面白そうだったので参加してみました。そこに挙げたのはこちら
「ベイグラントストーリー」はじめて周回したRPG、松野節にしびれる
— Zukka Ruschka (@ZukkaRuschka) 2018年7月24日
「鉄拳2」アーケードに入り浸った、遊びのために家で練習した
「コリン・マクレー・ザ・ラリー2」これでラリーの楽しさを知る
「FINAL FATASY XI」はじめてのオンライン体験、廃人寸前になった#自分をつくりあげたゲーム4選 pic.twitter.com/zjoz5XwzcA
1 ベイグラントストーリー PlayStation
まずとにかくストーリーが好きでした。ストーリーを進めていくにつれてどんどん印象が変化していきます。台詞回しは独特の雰囲気があり、キャラクターはみな個性的。全肯定できないまでも、少しずつ共感できる背景があり、複雑なドラマを形成しています。冒頭のモノローグで、主人公のアシュレイが、とある重鎮を殺害の上、すでに失踪しているという「結末」既にが語られていて、「なぜそうなったのか」を追う形でゲームを進めていくスタイルも斬新でした。
PS1の(もちろん当時はすごかったのですが…)貧弱な描画能力を逆手に取った、ドット絵の絵画的なテクスチャアニメーション表現が絵巻のようで、ゲームの雰囲気にピッタリ。2週目以降しか行けないダンジョンや、武器の制作、敵を倒して武器パラメーターを成長させたりできるなど、やりごたえのある内容でした。ストーリーをもう一度見たくて2周目に入ったゲームはこれがはじめてでした。
2 鉄拳2 PlayStation/アーケード
当時勤めていた会社の先輩に進められて買ったPlayStation。もしセガサターンを買っていたら、この枠はバーチャファイターだったはず。
初代の鉄拳のインチキ臭さ、アクの強いキャラクター、バタ臭い色合い。変にクセの強い鉄拳は、その見た目とは裏腹に4つのボタンが左右の手足に対応しているわかりやすい操作系と、2コンボ食らうとほぼ死ぬシビアなダメージ設定、一発カウンターでほぼHPゲージが半分減るような思い切りの良すぎるバランスの悪いゲームでした。続編の鉄拳2ではずいぶん洗練された雰囲気になり、キャラクターも、増え、背景のストーリーに深みも出てきました。そして何より、アーケードに行くようになりました。
アーケードで見た上級者のプレイは、自分がプレイしたものとは全く違うゲームのよう。素早い動き、的確な対処。ただ強いだけでなく、あえて使いづらい技を使って魅せて勝つ。見ているだけで楽しいプレイ。自分でもできたら、上手に、強くなれたら…と、どんどんハマっていきました。
当時遊びに行っていた今はなき新宿のゲームセンターには、ゲームキャラクターのコスプレでお客さんと遊ぶナムコの方々もいました。何度かお手合わせしたことがありますが、勝てませんでしたね。そこで「新宿平八」と呼ばれ親しまれていた人は、今鉄拳をお作りになっている原田さんです。結局鉄拳3までは「現役」でした。
3 コリン・マクレー・ザ・ラリー2 PlayStation
こちらもPlayStation版。実在したラリードライバーの名を冠した「コリン・マクレー・ザ・ラリー」は、ドライビングゲームと言えば「アスファルト舗装のサーキット」という価値観に支配されていたズッカに、まっすぐ走ることすら難しいラリーの面白さを教えてくれました。
サーキットの様に同じ所の周回ではなく、複雑に入り組んだ自然のコースを、コ・ドライバー(実際に組んでた人の声!)のナビゲーションを信頼して、スピードや舵角を調整してコーナーに飛び込んで行く、ドライバーが1人で走るサーキットゲームにはない楽しみです。路面や状況で変化する反応やコントローラーの振動にも説得力が有り、うまく走れると本当に楽しかった。しばらくの間、繰り返し繰り返しやってました。
このコリン・マクレーという人、豪快なドリフト走行がトレードマーク。「ブレーキングしてステアリング切ったら、後はアクセル全開だ」と言うインタビューを見て真似してみたら、ゲームでもほんとうに上手くいきました。作った人の特徴が色濃く出ていたゲームでした。
4 FINAL FANTASY XI PlayStation2/PC
はじめて触れたMMORPG。街を走っているキャラがNPCではなく、誰かが操作しているという新鮮さ。サンドリアを選んでゲームをスタートしたとき、競売所が目の前にありましたが、触れてみてもまだ未実装で使えないというのもびっくりしました。アップデートで全く違うゲームバランスになっていくのもネットワークに繋がったMMORPGならではの特徴。今では同然のパッチ配布も、当時のスタンドアローンのゲームにはなく、珍しかったんです。
ずっとソロで遊んでいて、砂丘でパーティに参加したときの衝撃は小さくなかった! まったく違う世界がひらけました。戦闘音楽が違う、戦闘のテンポが違う、もらえる経験値が違う。トラブルも見知らぬ人と協力して乗り越えていく楽しみをはじめて知りました。サブジョブのアイテム集め、トレイン、ミッション、NMの張り込み、印章使ったバトルサークル、50人以上で突入したデュナミス…そしてパーティ募集。募集希望サインを出している人ひとりひとりに声をかけて誘って行くスタイルで、集まるまでに時間がかかり、遊びに行くまでが大変でした。どっぷりとハマってしまって、やや人間関係がおかしくなりかけましたw
今回の件、4つに絞るのが非常に難しいですね、人生に影響を与えたゲームはたくさんあります。その時の思い出とともに記憶に残っています。とりあえず枠を10にして追加リストアップ。
5 ドラクエV 天空の花嫁 スーパーファミコン
仕事で絡んだ縁で、自分で購入した初ゲームソフト。ハードも同時に購入。
6 真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変NEOGEO CD
初めて触れた対戦格闘、「キャンセル技」がなかなか理解できなかった。
7 キングスフィールド2 PlayStation
開始数秒で転落死、フロムの洗礼を初めて受けた。
8 メタルギアソリット PlayStation
完全にMSX版メタルギアを持つ友人の影響、「パッケージの裏」で積んだ。
9 Final Fantasy VII PlayStation
戦闘不能ではなく、死んだら蘇らないということを知った。
10 デモンズソウル PlayStation3
すっかりFFXIをプレイしなくなった原因、フロム脳です。
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あれ、おかしいぞ…10じゃ足りないっ!!