いきなりですが、機工士のスキル回し、わからん、全くわからん。機工士がレベル70になったんですが、基本のスキル回しもわかんないしヒート管理もよくわかんない。難しそうだ…わかってないからそう思うんですかね。3.x時代に各ジョブのスキル回しはよりテクニカルになった印象です。同じ遠隔物理DPSでも詩人と機工士とでは全然違いますね。竜さんとかモンクとかも同じように複雑に感じます。

ズッカのメインジョブは詩人ですが、詩人やっているというと「詩人は難しくてちょっと…」という方がたまにいらっしゃるのですが、今の詩人の敷居はだいぶ低くなったと思います。

3.x時代は結構つらかった、というか2.xからの変化への対応が難しかった。なぜならキャスター化したからです。

4.x現在は2.x時代と同じただの遠隔物理になり、格段に動きやすくなりました。ただ、4.xになって他のジョブ同様スキルが増え、複雑化しています。一方で2.xより簡単になった部分もあります。これを読んで「詩人思ったより難しくない」と思ってもらえたらいいな。これはDPSを上げるための内容ではありません。複雑そうに見える詩人のお仕事のリズムを理解して慌てずに楽しむための考え方です。肩肘張らずに読んでみてください。

難しいという人の大抵は「忙しそう」と感じているようです。忙しくないとは言いませんが、公式の「配慮」があってだいぶ管理しやすくなりました。まずは詩人の主なWSやアビリティのリキャストや効果時間を改めてみてみます。

詩人の詩人たる所以、詩。この効果時間は30秒。それを1単位として見た場合、実はほぼすべてのリキャスト/効果が、6回分、3回分、2回分、1回分、1/2回分のいずれかに収まります。割とキリが良いですよね。

さてそれを踏まえて、詩人忙しいと言われる原因の一つ、詩人にとって戦闘中切らすなと言われているものといえば…

1.ストームバイト/コースティックバイトのDot

2.自身とパーティDPSを底上げする詩

3.ストレートショットのバフ

4.モチベーションと集中力

4が一番大事…ゴホゴホ。もとい、バフデバフの管理ですね。

それは効果時間はすべて同じ30秒ということです。全部同時に使い始められないので、タイムラグをつけて使っていきます。そしてもちろん使い始めた順に切れていきます。

つまり、最初に切れるものを管理していればいいのです。あとは順に更新していけば自然とつながっていきます。バフ/デバフ一管理は、実質ひとつだけ管理しておけばいいのです。

バフの更新の次に、詩心によるプロック管理。メヌエットとバラードはストーム・コースティックのDotダメージがクリティカルヒットすると詩心がスタックし、特定のスキルがプロックします。メヌエットならピッチパーフェクト、バラードならブラッドレッターとレイン・オブ・デス。メヌエット中は基本3つたまったら撃つ、メヌ切れそうならたまっている分を使って撃つ、バラードはプロック即撃ち、機械的に使用するだけ。パイオン中は詩によるプロックは特にありません。メヌエットはややこしいですが、バラは機械的に使用するだけです。バフ更新にかかる数秒を除いて残り時間がヘヴィショット連打期間になります。

ここまでが基本。それ以外にも詩人には大切なスキルがいつくかあります。WS/攻撃アビ、バフは基本的にリキャストのたびに無駄なく使うのが効率的です。実際には「使いたいときのためにとっておく」こともありますが、今は気にせず。

リフルジェントアローと猛者/乱れ

基本リフルは猛者/乱れと一緒に使います。猛者/乱れのリキャストは80秒と長いため、一度使ったら歌を3回更新し、前回と同じ詩が戻ってくるまではリフルプロック即撃ちで構いません。

猛者/乱れのリキャ80秒は、実質90秒と考えて差し支えありません。例えばDot2種の効果時間を延長するためには、敵にデバフが残っているうちにアイアンジョーをヒットさせる必要がありますので、実際には27〜29秒で更新になり、詩を3回更新すると80秒+αぐらいになるのです。

サイドワインダー/エンピリアルアロー/ブラッドレッター

サイドワインダーは60秒ごと、エンピリアルアローは15秒ごと。バラード中以外はブラッドレッターも15秒ごとに撃ちます。考える必要はなく、撃てるようになったら撃つ。それだけです。それだけですが、それか大事です。

バトルボイスとトルバドゥール

ダイレクトヒット15%アップのバトルボイスと防御バフであるトルバドゥールのリキャは180秒、詩6回分。詩2周でリキャが戻ります。

ちなみに戦闘中レクイエムを使用してから、MPが自然に満タンに回復するまでの時間がおよそ180秒。その頃にほぼバトルボイスはもどるので、それを目安にしましょう。トルバもメヌエットに合わせることが多いと思いますが、3回目のメヌエットには戻っています。

ミザリーエンド

ミザリーエンドは敵のHP20%以下が発動条件になっており、条件を満たせばずっとプロックサインが出たままになります。これは「敵のHPが20%切って使える状態です」というサインなのでグレーアウトしたまま光ってます、実際はリキャストタイマー12秒の普通のアビです。撃てるなら撃ってしまいましょう。


まとめ


Dot / 詩 / ストショの効果は最初に切れる物の時間で管理する

ジョブHUDという便利なものがあります。こちらで詩とストショの時間が管理できます。これを見るか、敵のデバフ欄のDotを見るかやりやすい方でいいと思います。

メヌエットは詩心3、バラードは即撃ち

詩心3のピッチパーフェクトは単発で詩人最高威力ですので、できるだけ迅速に使って、回数を稼ぎましょう。3スタックしたままおいておくと、仮にプロックしても貯められないのでもったいないですからね。レッターは即うちで構いませんが、エンピやサイド、ヘヴィショットが使えるならそちら優先。理由は威力が高いからです。

猛者/乱れは、基本リフルに合わせて使う

リフルプロックしない場合もそこそこあります。その場合はエンピリアルアローに合わせるのも手です。エンピ2回分待ってもリフルがプロックしなかったらエンピに合わせて使ってしまっていいかと思います。

そんなに条件に合わせてボタン押せない!

というパッド勢の方。若干ですがいい解決法があります。マクロです。

/ac ミザリーエンド <t>
/ac ヘヴィショット <t>
/ac ブラッドレッター <t>
/micon ミザリーエンド

いわゆる連打マクロです。敵20%以下でリキャが戻っていればミザリーが、次にヘヴィショットが、ヘヴィがGCD中で撃てない状態ならブラッドレッターがそれぞれ発動します。

リフル/エンピは猛者/乱れと合わせて使うのでマクロにしないほうがいいですね。

またサイドワインダーも仮にDotが切れるシチュエーションで撃ってしまわないように個別にしたほうがいいですね。

3.x時代、遠隔物理DPSジョブにはチャージという名のキャストがありました。遠隔は敵から離れて攻撃できることからギミック処理をまかされることも多く、キャストバーを見ながらギミック処理する必要がありました。静寂を入れるタイミングにキャストをかけないようにする、キャストバー70%超えてから動く…。

黒さんを始めとするキャスター勢の方々には何言ってるんだと言われると思いますが、急な変化への対応には時間がかかりました。また、シナジージョブである詩人は、パーティへの貢献度が高い分、単体の攻撃力は抑えめになっています。ただでさえ低いDPSが、キャストに失敗するとさらに下がる。3.4まではオートアタックも自キャラ前方にしか発生しない仕様でした。故に「/ft」行を大量に仕込んだヘヴィショットマクロなどを使って可能な限りDPSを下げないように努力したものです。もともと低い詩人のDPSを、工夫によってそれ以上下げない算段をひたすら模索しました。

詩人はメジャーパッチのたびに大幅な仕様変更した唯一のジョブと言ってもいいでしょう。毎パッチ全く違うジョブを触っている気分、楽しくもあり、苦しくもある。でも嫌だからと言ってもとの仕様には戻れません。3.x時代に詩人だった知り合いは、かなりの数ジョブチェンジしていきました。シナジーが少ない分単体DPSが出る機工士になる人がかなりいましたね。タンクに転向した人もいました。

それでもなぜ詩人でいるのか。

好きだから、ですかね。

ズッカのメインジョブは、詩人です。

実は1.0のときは弓術8でしたが…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
Copyright (C) 2010 - 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.