先日の14時間生放送で発表、翌日リリースされた、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」ベンチマークソフト。早速ダウンロードしてみた。
我が家のFFXIV環境はPS4とPCだが、このPCは純粋なWindowsPCではない。Mac Pro (Mid2010)だ。Boot Campという機能を使うことでほぼ純粋なWindowsとして起動させている。Mid2010と言う名が示すとおり2010年、旧FFXIVのサービスに合わせてPower Mac G5から買い替えた。
ずっとMacユーザーだったので、macOSが動作することが買い替えの必須条件だった。Intel製のCPUを積んだMacなら、ひとつのマシンでmacOSとWindowsが両方起動できるので、省スペースだし、価格も半分。一挙両得だ。
ただ、WindowsやIntel、グラボについての知識はほとんどなかったために、選び方はやや雑だった。最上機種のProならFFXIVだって遊べるだろうと軽く考えて、ちゃんと調べもせずに本機を購入した。旧14はあまりの遊びにくさに辟易してインしなくなったが、FF11と、新生エオルゼアはこのマシンで快適に遊べた。すでに10年以上わが家のメインマシンとして活躍してくれている。
もちろん何も手を入れずに10年使えたわけじゃない。HDDは何度も壊れたし、OSもその都度アップグレードしてきた。メモリも増設し、グラボやCPUも交換した。買った時はたしか30万円しなかったはずだが、トータル60万ぐらいはかかってるかもしれない。10年使ったわけだから、月で割ったら5000円以下となる、そう考えればそれほど高くないと思う。
元がパワフルだから何とかなっているけど、さすがに10年前のPCだ。そろそろ限界だろうかという考えは頭の隅に常にある。すでに最新のmacOSもWindows11も対象機種から外れていてインストールできない。とりあえずちょっとした作業ならこなせるけど、最近では完全なFFXIVマシンと化している。
つまり、このMac Proの存在意義は、FFXIVが快適に遊べるかどうかにある。
その存在意義を図る物差しが、冒頭のベンチマークソフトだ。今年11月発売の最新拡張パッチが快適に遊べるかどうかを最新の映像とともに測ってくれる。コレが快適ならあと2年はこのマシンで遊べることになる。
まずは設定だ。ベンチマークが用意してくれている機能を使って、いつも遊んでいる設定を読み込んでみたがうまく行かない。何故か解像度がフルHD固定になる。数値を手打ちしてもすぐに戻されてしまう。理由はすぐに分かった。起動していないフルHDディスプレイにHDMIケーブルが刺さっていたため、その解像度固定されていたようだった。そこで物理的にケーブルを抜き、Windowsのディスプレイ設定もディスプレイ1のみ表示に設定するとベンチマークの解像度が変更できるようになった。
いよいよ、ベンチマークを実行する。ベンチマークソフトを起動するときはいつも何故かドキドキする。ベンチマークの内容はもう14時間放送やYouTubeですでに知っているが、自キャラが暴れまわるベンチマークはまた格別なものだ。
もちろん動画も気になるが、スコアも気になる。どちらかと言えばスコアのほうが気になっている。まだ精神的な余裕を持って絵面を見ることはできない。Mac Proの将来がかかっているのだから。
7分程でベンチマークは終了した。11000程度のスコアを叩き出し、とても快適と言う評価が下った。10年前のマシンであることを考えれば上々だ。これだけ遊べるならまだまだ現役でいける。ずっと二の足を踏んでいたHDDからSSDの換装も考えようかな、と言う考えも頭をよぎる。
「暁月のフィナーレ」は11月にやってくる。でも、Mac Proとの蜜月のフィナーレはまだ先になりそうだ。