みなさん、パッチ5.2駆け抜けてますか? ズッカは今回はスローペースで進めています。極もノーマルレイドもまだ未着手、ストーリーもIDにたどり着いていません。それはそれ、リアル都合もあるので、ゆっくりと進めるつもりです。
今回のパッチ5.2でしれっと追加されたアイテム「ホワイトスクリーン」。問答無用で購入しました。
「ホワイトスクリーン」ってなによ、という方に説明すると、ザックリ言えば撮影スタジオの壁や床とおなじもの。ホリゾント、通称「ホリ」と呼ばれるものです。
壁と床が緩やかにつながって、光のあて方次第で壁と床の接している境目がなじんで見えるため、ないはずの奥行きを感じるようになる不思議な設備です。今回の撮影はお試しのため、まだライティングが粗めなのでご容赦ください。
「ホワイトスクリーン」はハウジングエリアのよろず屋で購入可能で、一枚3,000ギルなり。今回はこれを5枚設置しました。どうでもいい話ですが、“蒐集品”なんて難しい漢字をこだわって使っていたわりに、よろず屋さんは“萬屋”ではないんですね。吉P読めないからかな?
今回撮影したものを以前のものと比較すると、全く違う画になっているといえます。これは良い悪いではありません。それぞれに良さがありますが、今まではこういう画は作れなかったのです。
過去のスタジオは水平/垂直の交わる角がくっきりと写り、正確な奥行き感が出ています。実は、このスクショは床に引いたラグのギリギリまで手前に立って撮影しています。ラグの真ん中に立つと、どうしても「壁の前に立った」写真になってしまいます。そのため、できるだけ手前に立ち、奥行きを作っているのです。
またよく見ると、スタージパネル表面には塗ったあとのようなテクスチャがあり、どれだけ手前に立ってもボケきらず見えています。
一方「ホワイトスクリーン」のスタジオ。今回はライティングを以前のものと同じぐらいの位置においています。通常ホリで撮影する場合とはセッティングが違いますが、今回は単純に比較するため、できる限り以前と同じように設定しました。撮影時期が異なるので、ライティングのセッティングはぴったり同じでないことはご了承ください。
こちらはステージパネルのときより奥、壁寄りに立っていますが、それほど壁前に立っている感はありません。
さらに表面のテクスチャはほとんど見えないので、奥行き感が曖昧になっており、似たようなアングル・位置でもかなり違った見栄えになります。
ちなみに、この写真は、ハウジング内の照明の光をそのまま使っているため、やや黄色みががった色調の光となり、地面にはキャラクターの影が落ちます。インダイレクト・ウォールランプをはじめとしたインダイレクト系の照明を使った場合も同様に影が落ちます。背景の壁、床、その素材…みたいな視覚情報が少ないので、よりキャラクターに目が行く写真になります。
ホリのポテンシャルを最大限引き出すためには、いちからライティングするのが一番。ハウジングの照明を0にし、グルポの照明のみで撮影すると、なんと影がなくなります。影無しで撮影する場合はこの方法が使えます。もうすこしがんばれば、もっと壁と床の境目が見えなくなるかもしれません。ちょっと時間がなくてそこまで追い込めませんでした。それでもファッション誌のグラビアのようなイメージが作れます。
「ホワイトスクリーン」は、文字通り“ホワイト”ですが、染色可能なので色壁にする事もできます。もちろん黒背景にもできます。これによって背景の色を何にするか、影をつけるか、つけないかなど、いろいろな選択肢から試して選ぶことができますね。
注意点としては、壁掛けの調度品を設置できないみたいなので、直接壁面にインダイレクト・ウォールランプなどを取り付けることはできないようです。別のパーティションを使用するか、浮かせ技を使うかするしかありません。
希望としては、少し手前まで床を延長したいので、床だけの調度品も欲しいところです。それがあれば、寄り引きのあるダイナミックな画遊びもできるなぁと…。
なお今回のグループポーズのアップデートで、カメラと照明のセッティングが保存できるようになりました。カメラも照明も記録できるので、装備だけ変えて何枚も同じアングルの写真を取るような場合でも、常に同じコンディションで撮影できるようになりました。完全にスタジオですね。スクショ撮りがはかどります。
5.2のメインコンテンツになっちゃう人もいるかも知れませんね…。
これがクニフさんの本領発揮エリアか。
いろいろできそうだけど、なかなか時間が取れない!