パッチ5.11実装初日は零式の消化に費やしました。そして翌日「今日はイシュガルド復興を開始するぞ」と意気込んでログイン。まずはイシュガルド下層でクエストを受注します。
実はまったく予備知識なしで突撃しました。認識していたのは「ギャザラー/クラフターで参加するコンテンツ」ということだけ。何やら納品し、F.A.T.E.っぽいものがあるらしい…とかその程度の理解度。
まずはイシュガルド下層のエーテライト付近で求人広告を確認してクエストを受注、しばらくクエストを進めると雲霧街にいるトメリンが蒼天街へと導いてくれます。チュートリアル的にNPCにひと通り話しかけ終えると、いよいよ納品ができるようになりました。
と、同時にギャザラーの採集手帳、クラフターの製作手帳に“イシュガルド復興”が追加され、アイテムリストが表示されるようになったよ、と表示されました。
実はこの時すでに午前1時。“複製サレタ工場廃墟”の後半ウトウトして死にまくったあとでした。「なんかたしか納品しろと言われたなぁ」ぐらいぼんやりしか理解していませんでしたが、颯爽とギャザラーにクラスチェンジ。“イシュガルド復興は経験値がおいしい”と風のうわさに聞いていたのですが、クラフターは全クラスカンストしているので、経験値がもらえるならギャザラー一択。それも一番レベルが低いのは漁師。なら漁師で挑むしかない! 意気揚々と手帳を開きました。そして知る驚愕の事実…。
漁師はイシュガルドの復興に寄与できるものがない。
まぁ、お魚では破壊された街を修復することはできないよね…。それは、わかる。でも、働いてくれた職人たちに食事ぐらい振る舞うべきでは? ほら、おサカナつかったお弁当とかさ!? 調理師も復興アイテム納品が可能なのに、なぜ漁師はないの? おサカナ釣らせてよ!! 錬金術師用素材の復興用のトードとか、そもそもなぜ採集なのか、そんなの漁師でいいじゃん!!!
と、心の中でひととおり突っ込んだのち、仕方なく採掘師にクラスチェンジ。こちらは採集リストが存在するので、ギラバニア湖畔に向かい、復興用のアラミゴ岩塩と復興用の輝水鉛鉱を掘ります。
何気にパッチ5.1以降初のクラフター活動だったので、スキルがグレーアウトして驚きましたが、そもそもそんなスキルほとんど使ってなかったので問題はありません。クラフターほどの混乱はありません。さらに簡易採掘できるようになって、非常にラクですね。それぞれ100個程度掘ってから蒼天街にもどり、いよいよ納品するぞと、ポットキンに話しかけました。すると呆れ顔でこう言われるのです。
「素材だけの納品は受け付けないよ、ちゃんと収集品にしてから持ってきて」
「えっ!?」
実際そんなふうには言われません。しかし、実際素材のままでは納品できませんでした。イシュガルド復興は採集的にはクラフター各クラスで納品用に製作する必要があることを知らずにここまできたのでした。なんてこった。
もちろん採掘した素材は無駄にはなりません。マーケットに流してもよし、他の素材を補充して納品用の収集品(5.1から“蒐集品”じゃなくなりました)を作るもよし。しかし、ギャザラークラスのみで参加した場合は、直接復興に関わることはできず、影の功労者的な、縁の下の力持ち的な立ち位置でした。
素材のままでは納品できないので、当然蒼天街振興券はもらえません。つまり本質的にはギャザラークラスだけでは報酬は得られません。つまりこれは実質クラフターがメインのコンテンツなのだ、と知った復興クエスト初日なのでした。
とはいえ、素材掘ってるだけでものすごい勢いで経験値はたまります。レベル76で、100個ずつ掘っただけで経験値バー半分弱うまりました。縁の下の力持ちでもそこそこ美味しい。それがイシュガルド復興というやつか。
これが漁師でできたらなぁ。レベル70なんだ…。