過去を振り返る「あの日の一枚」シリーズ。今回は2014年の2月18日。これは大迷宮バハムート:邂逅編2のボス前。

当時光の戦士を苦しめたギミック、アラガンロット。特定のタイミングでパーティメンバーに付与されるデバフで、15秒以内に他のプレイヤーキャラクターになすりつけて移さないとデバフが爆発しパーティを全滅させる強力な技、しかも一度受け渡すと抗体ができて、一定時間は再び受け去ることができないため、2人で交互に受け渡すということはできません。またすぐに渡してしまうと全員が抗体持ちになってしまうため、一定時間自分が保持して時間を稼ぎ、爆発寸前に鳴ったら別の人、それも抗体を持っていない人に移す必要があります。

ボスを攻撃しつつ、AOEを避け、回復しながらアラガンロットの爆発時間を管理、抗体持っていない人がだれか把握して移していくという、マルチタスクを要求されるレイド慣れしていない人にかなり厳しいこのボスも、様々な攻略法が検討され、最後にはとんでもない方法でクリアするやり方が見出されました。

なんと一定時間経過してからボスに挑むと、ボスの攻撃が強制ワイプモードに入り、全体攻撃しかしてこなくなることが判明。その時間まであえて待機することで一箇所に集まって全員でとにかく攻撃に耐え、ギミック処理を一切無視して一気に削りきってしまうという戦法が生み出されました。

このやり方、多少時間はかかりますが、通常通りにギミック処理するよりも遥かに事故が少ない画期的な攻略方法でした。道中の中ボスを倒し、ボス前の空間でじっと時間経過を待ちます。これその待ち時間に撮ったものです。

当時固定パーテイにいたズッカ。編成も詩人が2人だったり、ナイトもふたりだったかな? ジョブもかぶったりしていましたが、ワイワイやっていましたね。なんとなくおおらかな時代でした。当時はミラプリもないので、装備が揃ってくると見た目も揃ってきます。逆に見た目で装備が判断できる時代でもありました。

このあと、侵攻編ではその難易度の高さからギスギスが発生し、数々の固定パーティ崩壊の危機を迎えました。そして、更に難易度の高い「零式」が導入されたのも侵攻編から。このときはそんな新しい時代が到来することは知る由もないのでした。

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