ここ数日間は落ち着かない日々を過ごしましていました。非常に強い台風21号が9月5日に関西地方を直撃するという予報が現実のものとなり、甚大な被害をもたらしました。ズッカの会社でも5日は早めに帰宅することになっていて、14時には会社を出ましたが、街を吹き荒れる風は想像のレベルを越えていました。
自宅付近の家のガレージの塩ビの屋根は数時間のうちに吹き飛び、一枚2m✕1mはある塩ビの板が舞うように風に飛ばされ、そのままどこかに消えていきました。実家でも畑にあった藁小屋が吹き飛んだようで、母は近所の人の手を借りて片付け作業をしたようです。
暴風域の最も外側に住む我々でこんな状態なら、中心部である関西の状態は想像に難くなく、そして事実ひどいものでした。この暑いなか、今でも停電やインフラの断絶が続く関西の方々はさぞ大変でしょう。一刻も早く復旧して、なんでもない日常に早く戻れることを心から願っています。
実は今日、本当なら関空から海外に飛ぶ予定でした。正直、ここまでの影響が出るとは思っていませんでした。昨日の段階で、今日のフライトが不可能で、振替便へ変更して強行しても最短で10日出発か、追加10万程度の費用を払うかいずれかということが判明し、予定のほとんどを延期しました。
空港に予め荷物を送るバゲージサービスを使っていたので、スーツケース関空に到着済み、いまだ関空内にあり、いつ返送されるかまったくわからないばかりか、返送してほしいという希望もキチンと伝わっているか確認しようがない状態です。スーツケースには、着替えが8日分入っているので、来週着るための下着や服などが足りず、急遽買い足す必要が出ました。
そして昨日、北海道の地震のニュース。自然災害が続いています。
誰も責めることはできません。自分の利益を優先するわけにもいきません。みんな同じ被害者です。
5日に関空にいて、不安な夜を過ごしたわけでもなく、自分の家が倒壊したわけでもなく、すんでのところで回避できたことは、実際に被害に合われた方に比べればラッキーだったと思わなければ。
準備の必要のなくなった昨日の夜は、たまたま早めに仕事も切り上げられ、久々にゆったりとした気分で食事を取り、FFXIVにインしました。
たまたま暇なフレ、別のフレの未達成の目標があり、ヘルプ要請に応じてくれたフレやLSメンバーがいました。それぞれゲーム内では出さない感情があるんだろうな。でも、みんな温かい。
零式1層を楽しくクリア。ここには安心できる日常がありました。普段どおりであることが素晴らしく、貴重な時間。それが毎日あるけれど、実は不確かで儚いものなんですね。
その後、突入したリドルアナでいつものように睡魔に襲われ、いつものように落ちて、いつものように眠るのでした。